先日、Acrobat 11のサポート期限が近づいていることを知り、 acrobat pro 11から acrobat pro 2017にアップグレードしたのですが、以前から書籍をスキャンし ocrするときに用いていたclearscanという機能が acrobat pro 2017には無いことを知りました。海外の adobeのフォーラム等では、acrobat pro 11以前でのclearscanに相当する機能は acrobat dc以降「編集可能なテキストと画像」に置き換わったという説明がなされていました。
しかしながら、acrobat pro 11のclearscanで作成したpdfをスマートフォン ( iosです)で表示するのと、acrobat pro 2017の「編集可能なテキストと画像」で作成したpdfを同じスマートフォン (ios)で表示するのとでは、描写速度が明らかに異なりました。 acrobat pro2017で ocr (編集可能なテキストと画像)したものは遅くてpdfリーダーで読むのに気になるほどの描写速度でした。ちなみにocrしたのは日本語の書籍です。Acrobat pro 2017の「編集可能なテキストと画像」ではclearscanよりも文字の潰れがなく、見かけは良いのですが、そもそもclearscanと「編集可能なテキストと画像」はまったく別物の ように感じてしまいました。
どうにかして、acrobat pro 2017(或いはDC)以降でも設定などで「編集可能なテキストと画像」をclearscanに近づける方法はないのでしょうか。求めている事としては、 pdf自体のファイルサイズは大きくても良いので、スマートフォン等のデバイスで快適に描写できるpdfにしたいという事です。
一つ考えられるのは、acrobat pro 2017の「編集可能なテキストと画像」を使うようになってからは、「重複したフォントの統合」があまりされなくなったような気がします。これが原因しているのでしょうか?
PDFに詳しい方の知恵を拝借できれば幸いです。